ドイツで教師をしながら自転車修理をする彼の話
あの人の話をしよう
ひたすらビジュアルが素敵な彼は 知人の高校の時の先生
ドイツの小さな町の高校に勤務しながら
週に一度ボランティアをしています
ボランティアの内容は自転車の修理
地下牢みたいでなんとなく不気味だなと思っていたら
この建物はかつてナチスドイツ軍の施設だったもので
その後アメリカ軍が使っていたそうです
今はドイツに来て間もない難民たちの収容施設となっています
ここで会ったアフガニスタンの親子の話は以前書きました
この地下にある修理室が彼の作業場です
難民たちは自転車での移動が多く
この施設以外で暮らす人たちの自転車も修理します
多くの人々と顔見知りで 関係も深い
家族構成なんかを知っているんです
挨拶の仕方で信用されているんだな
ということが分かります
彼の元教え子がコンタクトをとってくださったということもありますが
とても気さくに私を受け入れてくださいました
彼のおかげでドイツでの3組の方にお話をお聞きできました
信用されている方がいると取材がスムーズです
「仕事も忙しく 家族との時間も大事な中で
ボランティアを続けられるのはどうしてですか?」
とお聞きすると
「僕はクリスチャンだから。
困っている人に手を貸さない、ということはできないんだよ」
という答えが返ってきました
イスラム教の難民支援者の方も
同じようなことを言っていました
本物の信仰は生活に反映されます
もちろん信仰があってもなくてもどちらでもいいと思っています
ただ 思い返すと 信仰があると信用するまでの時間が短いような気がします
信仰に背くようなことはしないだろう=変なことはしないだろう
と思うからでしょうね
安易かなww
ともかく
信仰心があついことも ビジュアルも思いやりも
ちょっとボロっとなったワーゲンも笑顔も
ひたすら
「かっこいいぃぃぃぃぃぃ!!!!」
でした
難民受け入れへの反対意見ももちろんありますが
彼のような人が自分の心にまっすぐにいれる環境があってよかったと思います
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