イランのこと。




今夜 胸がいっぱいなのはイランのこと


ドイツで取材させてもらったイラン人の女性と連絡を取り合っています


彼女は難民として 旦那さんと一緒にドイツにきました



ちょこっと調べればイランの情勢が今どんな感じかをうかがい知れます

(twitterが色々探しやすいですね)



だけども直接くれる言葉は

心臓の中で鐘をゴーンと鳴らしたかのように響くもので




独裁政権によって暴力はさらに広がっている現在

ソレイマニさんの死後 情勢は更に悪化しています




「無実の人が殺されることに 本当に疲れた」



祖国を憂うメッセージとともに送られてきたのは

道ゆく人が数人に暴力を受けている様子の動画や

旅客機爆破の被害者を偲ぶ動画



彼女には家族も友人もいます

何より前の夫のもとで暮らす 娘のことを心配しています




16歳のその子の安全と教育を思うと

一刻も早くイランから脱してほしい、と


彼女に及ぼす影響は深刻だと言っていました



ドイツにきてすぐから

彼女を呼び寄せられないかと申請しているけれど

永住権がなく いまは支援施設にはいっているから待つしかないとドイツ政府に言われているそうです



「そのうち落ち着くでしょう」

なんて悠長なことを言ってられないほど

独裁政治が作り上げた闇が彼女の周りを取り巻いています




私はまだまだ勉強が足りていませんが

ニュースや歴史を学ぶと共に

生の声もお聞きしながら

今の状況がどういうことなのかを捉えていけたらいいなと思います




写真はドイツでの仮住まい

ここにノックしていきなり入れてもらい

お話を聞かせてくれました

美術教師の彼女

画家の旦那さんと一緒に暮らしていました

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