アハマッドとギルバート


彼のことを以前紹介したことがあります


ベルギーで暮らすイラク出身のアハマッド。


正当な理由なく投獄され

2年間アルカイダやISとの兵士らと共に暮らしました


殺し合いだってあるno ruleの獄中生活をどうにか終え

ベルギーへとやってきました


最初は支援を受ける側

そのうちに同じ立場の難民を支援するボランティアも始めました


それから身を立てるためスーパーで働きだしたのが一年前。

どうしてるかな彼。




彼には友人がいます


アメリカ出身のギルバート。

ギルバートは難民支援に従事していた経歴を持っています


ギルバートはそれがきっかけでアハマッドに出会うことになるのですが

今や一緒にキャンプに行ったり食事をしたりピクニックをしたりする仲

同年代で、誕生日も数日違い



アハマッドは言いました



「俺たちの国は戦争をした

 俺たちも立場によっては もしかしたら戦わないといけなかったかもしれない

 だけど お互い出身地でもないここで出会って 兄弟のような友だちになれた

 それが嬉しい」





壁というものは 心の中で作られます

周りの大人・メディア・政治・歴史がとても大きく影響したとしても


大人になり未来をどう選ぶか 私たちは自分で決めていける



アハマッドとギルバート。

ブリュッセルの難民支援施設の前で。

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