お年玉の行く先


少しずつお金のことを知ってきた娘


今年はいただいたお年玉を「使う」という経験をさせました



1万円は貯蓄に

7000円は好きなようにつかっていい

でもそのうちの一部は寄付しよう



本当はここで「投資」を入れたかったけど

ちょっとわたしが説明できないのでw



好きなものを買える となるともう娘の目がキラキラ


うちは大きなおもちゃを買うのは誕生日とクリスマスに限定しているので
クリスマスに諦めたもののリベンジのような感覚だったみたいです


「これは(1000円札が)何枚で買える?」

と欲しいものと 減っていく1000円札の間で揺れ動く心



見ていてとても微笑ましかったです



お金があればこれもこれも買える!!


と体感した娘はだんだん寄付をしぶり出します


「みおりがもらったのに…」

と。



気持ちはわかる。



「送るとしたら平和村はどうかな」と話し

できる限りわたしの思いを伝えて

あとは本人の意思に委ねようと思いました


彼女は6歳です

今はまだ分からなくても根気強く働きかけていこうと思っていました


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11月に初めておこなった はちどりのお話会の際


「これは大変な思いをしているパレスチナ人のためのもの。

もう一つはこれはドイツの平和村のためのもので

きてくれた人にお金を入れてもらって送るんだよ」

と私が2つの募金箱を用意している様子を見ていた娘は


「よかったらここにおかねをいれてください」

と書いた紙を

受付に置いた募金箱の横に貼っていました

一番上の写真はその時の様子です


驚きました

わたしはただ募金箱を置いただけだったのにナイスアシスト


そこで 自分が書いたメッセージを見て参加者の方が募金してくださっている様子を見て

寄付というものが何か なんとなーーーく分かったかな?



思い返せば7月に平和村へ行った際 

わたしたちは歯磨き粉やトイレットペーパーなどの日用品を買って 持って行きました


彼女は一緒に買って一緒に持ってくれました



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何日か経って 突如

「まま、これ平和村の瓶に入れる」

と1000円札を募金箱であるガラスジャーに入れました


考えたのでしょう

欲望との葛藤もあったでしょうw


瓶の中身はまだあまり大きな額ではないので もう少し増えたらまとめて送金します


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これは美談でも成功体験でもありません

ただの教育のお話


娘は時間をかけてお金のことを知っていくでしょうし

自分のお金を社会に役立てる という感覚を少しずつ養っていく その一歩目です



わたしは

自分のお金を自分だけのために使う(貯める)感覚は

あまり根付かせたくないという考えです


お金は自分や大事な人を助けるものでもあり

社会に役立てることで生かすこともできるもの


もちろん貯蓄も大事ですので ほどほどに使って貯めて回してほしい



こんな考えの親なので

諦めてもらい お年玉もらってるうちは習慣にしていただこう





余談ですが 日本は寄付する金額が先進国で最下位


もちろん国民性や個人の性格によっても違いはありますが

経済的にゆとりがなくても寄付する文化もあります


もはや先進国って何だろうという疑問すら湧いてくる今日この頃です;



親のお金の使い方も考えていく必要があるので

子どもにばっかり言っておられません;

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