イベリア半島最南端 タリファ

スペインのバルセロナからだいぶ南へ
ものすごく南へやってきました

歩くと8日、自転車だと3日、高速列車で10時間のここは
アンダルシア地方のタリファ という小さな町

ジブラルタル海峡をはさみ
海の向こうはモロッコ、アフリカ大陸です


ここは 白い建物が並び
海は言葉も出なくなるほど美しいコーラルブルー

各地からバケーションにやってくる人の絶えないリゾート地


コンパクトな上に観光地もそんなにないので
1日でぐるっと見て回れます


ここに来て
都会とは違う時間の流れ方に心地よさを感じています


バルセロナから8時時間以上電車に乗っていました
こんなに長い移動は もう最後です

車窓からの風景は いつも行く所々で違い
「わぁ!!」
と楽しく見たりもしますが もう飽きちゃって←

娘は「もう電車はじゅうぶん乗った」と言っていました


ですよねーwwwww
総移動距離をいつか算出してみたいものです



なぜここに来たかと言うと。
ヨーロッパに逃れてくる難民にとってここは 大事なルートなのです

中東からヨーロッパへの道でかつては主要だったルート、
私たちが辿ってきた
ギリシャ→北マケドニア→セルビア→ハンガリー→オーストリアやらドイツやらの最終地
という いわゆる「バルカンルート」は閉鎖されています

イタリアも基本的には受け入れを認めていません

で 地理的に アフリカから近いため
タリファボートでたどり着く人が多くなったのです


移民となることを目指してここに海を渡ってくるのは
アフリカ各国から、そしてアジアや中東からの人もいます
わざわざモロッコまで行き
そこから機会を伺ってやってくるのです


近いと言っても
ジブラルタル海峡は穏やかでなく
たどり着かずに命を落とす人もとても多いのです

2018年はここで5分の1の人がタリファ までたどり着くことなく亡くなりました



ここに着いた後は収容施設で過ごすことになるため
街中でそれらしき人をお見かけすることはありませんでしたが
こんなに静かな町にとっては それは大きな出来事なのだろうと
想像せずにはいられません

ビーチでのんびり楽しんでいたら ボートに乗った人たちが現れる
なんてこともあったみたいです


今日はそれはありませんでした


そのビーチで わたしはヨーロッパの習慣にならい
日光浴をするというバカンスっぽいことを楽しんでみました

自由の国スペインは
女性も たわわなお胸を披露しながら日光浴をされます
水着すらも煩わしくなるそうです
自由です

1日で目が慣れました

やってもみました←
何事も経験です          
   ピントの合ってなさがちょうどいい
     

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