子を想う親心

昨日はパリは警察が少ないようだ
と書きましたが
今は減っているそうです

テロの頻発していた一時期は警察も兵士もいたるところにいたようですが
今は少し落ち着いているということ…なんですね きっと

「まだバカンスなんじゃない!?」
なんて笑って話しましたが
それがフランス


9月2日 新学期でしたね
ヨーロッパは9月は入学・進級の季節です


ドイツでは8月の末から2年生という子をバス停まで送り届けました

今ここパリでお邪魔してるおうちでも
娘と同じ6歳の息子ちゃんが今日から小学生になりました



昨日の夜は準備の仕上げ

ママは鉛筆に名前シールを貼っていました

半年後の私の姿です


できるかな…
ランドセルどうしようかな…
入学前から学校行かない宣言してるけどな…
行ってから判断してくれないかな…



私のまわりの子たちには
THE入学式! はないし
お母さんたちが正装で行く  なんてこともないですが
子どもの成長の節目に親がすること 考えることは
そう変わらないのだと思います



ヨーロッパは学校の選択肢がいくつもあります

公立はもちろん シュタイナーもモンテッソーリの学校も多く
親が考える子育て方針に近い学校を選べます

それは私にとってはとても魅力的




さて 親にとっては1つの節目で 記念の日

同時に
「ようやく3食ご飯から解放された」
な喜ばしい日だったりもするんでしょうね


だけどそんな親の思いと裏腹に

頑張って頑張って勇気を出して学校に行った子
そして
もう日本では9月3日の授業が始まっている頃だろうけど
しんどい思いをしてる子がいるならば
本当に悲しい事態


もうすぐ小学生となる娘を持つ親として
だんだん他人事ではなくなってきました


自分は子どもの発する無言のSOSに気づいて
対応できるだろうか
という自問に はい と答えられる親がどれだけいるでしょうか





乗り越えてみようとしてみたけど
それでも しんどいなら
今いるところだけが世界のように思えていたとしても
そこだけが選択肢じゃないし

言葉が話せなくても
そのうちすぐに話せるようになる魔法の力を誰でも持ってるし
それにそれは君を守る武器になるから
消えたくなるほど辛い教室ならばいっそ行かないで
とりあえずお母さんと旅に出て 
友だちつくって
留学か移住してみたらどうだろうかね( ^ω^ )


こんだけいろんな人をみたら
「人と同じじゃなくていい」
って感覚でわかってくるよ( ^ω^ )
同じなんてそもそもありえないし つまらないし
時に恐ろしいからね( ^ω^ )

空気も読まなくていいし
浮いてたってかっこいいし
勉強できなくても他に輝ける方法はあるしね( ^ω^ )

お金はこういう時のためにどーんと使って
経済回していくといいよって
親を説得してみてはどうだろうかね( ^ω^ )

難しいよね( ^ω^ )
わたしが説得してみようか?( ^ω^ )

お金ないっていう家だって うちよりはあるよ 大丈夫( ^ω^ )



そんなことを日本に向かって叫びたくなりました



万が一 いつか娘が学校から逃げたくなったら
あったかい家と信頼できる素敵な人たちで 包んだあと
逃げる場所は世界中に選択肢をひろげてあげたい

「大きくなったら娘一人でホームステイさせてくれる?」
「いいよー!」
と答えてくれる家がいくつか現れてくれたのは
この旅があったからこそ
(本気にしてます。何もなくても中学生になったらい送り込みますw)


シングルになってから
子どもの幸せや安心感のためには 
いくつもの保険をかけたい気持ちが強くなりました

彼女を守ってくれる人や場所が
私以外にいくつかあってほしい


そう思う人は私だけではないだろうと思います

親の視野を広げることは
子どもを守ることにも繋がることを
改めて考える9月2日の夜です



とりあえず
お母さんたちも旅に出てみたらいいよ←

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