くろまめあかまめ エネルギー

勝手にホーム感覚えてるドイツ

ここに来た途端
大きなスーツケースにさっと救いの手をくれるドイツです

今日は駅でホームに降りようとエスカレーターを探していたら
同じように探している老夫婦

エスカレーターは故障中で
階段で行くか…と覚悟を決めました

エスカレーターで行きたかったはずのおばあちゃんまで
私を手伝おうとしてくれました

他の人がおばあちゃんに代わって手を差し伸べてくれたけど
その代わりに彼女は娘の手を引いてくれて
どうしてここまで人のことを助けてくれるのか
不思議になる程 感激します

「荷物が重いのは自分の責任」
でいますが
そう見られないこの国の人々の懐の広さ…!!!



ちなみにジェントルマンたちは 持ってくれた後
いつも重さに「ぅおっ!!!」って反応をしますが
それでも階段を上ってくれたり降りてくれたり

神がたくさんです
いたるところに神
どこだって拝み倒したい状況です

時に「石でも運んでるの?」と言われるけど
そこで笑顔もプラスしてくれるので 惚れてばかりで大変です


そんな石のようなスーツケースは
1つ、2つとタイヤの付け根がやられてしまって
いつからか ちゃんと動いてくれなくまり
それでもコツを掴んでどうにか運んでいました

でも引きづるのも重いし 押すにも言うこと聞かない
手には 治る気配のないタコのような豆もでき始め
移動の次の日は必ず筋肉痛となり
「やおいかん」状態

そしたらもういよいよ3つのタイヤが
言うことを聞かなくなってしまったので
泣く泣くスーツケースを新調しました

「くろまめ」と名付け
大好きだったあのスーツケース
男前で無骨で強くて持ちやすく
それはそれは愛着があったので残念でなりません

何色にするかで娘と攻防を繰り広げ
男前の黒から
だいぶ目立つ真っ赤なかわいい子を迎え入れました
(母、負けました)

購入した店内で新しいスーツケースに入れ替え
店を出た途端
「こんなにすーっといくの⁉︎⁉︎?」
と2人で驚きの声をあげました

移動の身軽さを体感しています
ありがたいです

「あかまめ」と名付けました
なにも入っていなくても転がせなくなったくろまめ
老いました ここまでありがとうのちゅう


ここまで書きながら 今日のトピックはもうちょっと違うこと


デンマークとドイツのハンブルグ間を列車で行くと
驚くほどの風力発電のあのでデカい手裏剣みたいな風車を見ることができます

たぶん2時間で200は見ました
おびただしい数の風車は圧巻でした笑



エネルギーについては得意ではありません
全然 理系ではないし
経済も分かりませんが
いつかは安全な再生可能エネルギーだけで
世界が潤ってほしいと思っています

多少不便になっても それなりに工夫していけるだろうし
そもそも不便にならないような方法を
各企業には開発してほしいと
他力本願に願っていますが笑


ドイツは
東日本大震災での福島の原子力発電所での事故を受け
2022年までに現在の原子力発電所
全て閉鎖することを決めました


今のドイツのエネルギー割合はこちら
111,4 風力
45,8 太陽光
44,8 バイオマス
17,0 水力
グリーン系統で表示されているここまでが再生可能エネルギー発電

131,3 石炭
75,7 褐炭 
72,1 原子力
40,0 天然ガス
4,5 その他

抜粋したのは👇のサイトから(ドイツ語)
知人に教えていただきました



ここからエネルギーの転換政策を進めています
それがこの風力発電にも繋がっていくのですが
詳しくはこちらをどうぞ(日本語です)


町は自転車と犬とキックボード(電動)で
(個人の所有のみならず レンタサイクルがあちこちに)
人も街もヘルシー

人間らしく 生き物らしく生きるライフスタイルが
ここでも結びついているように見えるのは私だけでしょうか


なにかを止めるってものすごいエネルギーがいります


かっこいいなー
覚悟を決めて 具体的に取り掛かるってかっこいいなー





スウェーデンの学生から始まった環境問題を訴えるデモは
ヨーロッパ中に広がりを見せています

環境問題に対して若者も本気です

このデモは今は夏のバケーション中でおやすみですが
9月に入ったら見れるといいなと思っています

参加したいな
年齢制限あるかな…

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