ブリュッセルの日々:なんだかいろいろ忙しい

気まぐれに配信するインスタのライブ動画を観てくださっている方
ありがとうございます

映像技術のあんまりさで 残してはいませんが
あんなにとりとめのないものに付き合ってくださって
ありがたさと心苦しさ;



ライブ動画でご覧いただいた ブリュッセルで毎日開催されている蚤の市
ガラクタ市って感じで とってもおもしろかった

『これ撮影でつかいたい!』
なものがたくさんで困りました


スタジオを持つ予定はないのけれども 
その目線はなかなか変わりません



蚤の市の後 
その近くのBIOマーケットに向かっていると
ホロコーストで犠牲になったユダヤ人が多く住んでいたエリアに 偶然通りかかりました





ヨーロッパ各地にあるこういうプレート
お名前や亡くなった場所などが記されていて
その方が生前お住まいだった場所に置かれています

ドイツ・ハンガリー・オーストリアでも見かけましたが
この通りは50mくらいの間に29名の方のプレートがあり
これまでわたしが見たどのエリアよりも
プレートの数は多かったです


「ここから連行されるときはどんな状況だったんだろう…」
と考えながら 記録の写真を撮っていると
どこからか かすかに聞こえる叫び声


子どもが遊んでいるのかと思って気に留めていませんでしたが
あまりにその声が止まないので
どこからかなーときょろっとしてみたら
すぐ後ろのビルの一階のテナントに女性が



ガラスの向こう側に柵があり
さらにその向こう側におばちゃんがいました


「閉じ込められた」
というようなことが分かり
ガラス窓に貼ってあったポスターに指をさして
「ここに電話して」と言っているようでした


ベルギーはフランス語とオランダ語が使われる国
英語もほとんどの方が話せますが
彼女は移民っぽかったし
分厚いガラス越しなので会話もままならない



役立たずな自分じゃラチがあかないので
通りかかった車に助けを求め
ビルやテナントオーナーなどに電話してもらいましたが
どうすることもできなかったので警察を呼ぶことになりました

15分ほど待って女性警官(かっこいい!)と救急車も来てくれました


中には水もあるし
彼女も元気だったので窓を破るほどの緊急性はなく
テナントのオーナーが来るのを待ちました

できることもないので1時間ほどでその場を離れましたが
30分して またそこを通ると
無事女性は外に出られたみたいで 娘とほっとしました


これがきっかけで 救援に応じてくれたモロッコ人夫婦とお友だちになりました
一番上の写真は彼らです

奥さんの明るさといったら!

こういう出会いが 旅で一番嬉しく貴重です
おばちゃんが作ってくれたご縁です




夜は友人が 数人のお友達を誘ってお食事会
皆で食事を持ち寄って 憩いの時間を過ごしました

友人夫婦がこういうことをとても大事にしているので
わたしはそれを一緒に体験できてとっても幸せ!


おかげさまで娘ものびのびと
本当にのびのびと
恐ろしいくらいにのびのびと過ごしていました

彼女は英語をすこーーーしずつ理解してきています



もう今さら どこの国出身か なんてどうだっていいのだけど
アメリカ人
パキスタン人
ラトビア人
イラン人
トルコとフランスのハーフ
そしてわたしたち日本人


ベルギーでは ベルギーにルーツを持つ人に2人しか会ったことがありませんw


会話はフランス語3割英語7割で
よーと分からんけど
「分からないからなんとなく輪に入れない」
な雰囲気をまったく感じさせない彼らは
すごいと思います

そして ちゃんと聞いてくれる





そのうちの1人が
昼に遭遇した おばちゃん閉じ込め事件で
助けてくれた夫婦が最初に電話した方だと判明



彼女はブリュッセル市内で
市民の抱える社会問題の相談を受け
解決に動くという社会的な仕事をしています

例えば
「アパートにちかごろ同じ人が毎日来て
叫んでいるので困っている」
というような相談を受けたら
その人に話を聞きに行き解決するために動いたり
住民同士での小競り合いがあれば調整したり…
というようなことをしているそうです

ここでも 社会のために誰かのために
自分の時間と人生と 培ってきた能力を使う人がいました




人との出会いがあり
そのおもしろさを感じる 気持ちの良い日


ブリュッセルを出て 今は北欧へ向かう電車の待ち時間

22時間かけて電車を乗り継いで行く予定でしたが
乗るはずだった電車が運休になり
別の電車に乗ろうとしたら
駅員さんに間違った線路を教えられ 
まるっきり信じてしまったために目の前で乗るべき電車を逃し
到着予定が大幅にずれ込んでしまって
ちょっとこの夜をどう過ごそうか
そして22時間どころか全部で28時間近くかかることになりそうで
途方にくれたけど
やっぱりまたブリュッセルに戻ろうかななんて考えたけど
娘に慰められながら気を取り直し
ホテルに泊まるかどうするか相談して
やっぱり直行しよう、がんばろうってことで
ケルン駅で圧巻の大聖堂を見たり
マック(24時間営業バンザイ)で時間を潰しながら
AM 2:10発の電車を待っています


これも旅

30分 途方に暮れはしたものの
だんだん楽しくなってきました


【続編】
と こう書いてから2時間
そろそろプラットホームに向かいベンチに座ったところでアナウンス

運休です( ^ω^ )

何かぶつかったとか言ってたけどもうちゃんと聞く気にもならず( ^ω^ )

4:09発の電車を待たねばなりません

もう明日の夜ですね北欧につくのは( ^ω^ )

いえ 10日の朝かもしれませんね( ^ω^ )

もしかすると10日の夜かもしれない覚悟で行こう( ^ω^ )

待っててねGustav( ^ω^ )


Informationで職員のおじちゃんに
朝6時までにハンブルグに(ドイツ北部の大きな都市)着きたい!(無理だけど)
4:09の列車は本当に来るの?
本当?
ぜったい?
としつこく聞いてたら
スタバのチケットくれました
「ここなら充電もできるよ…」と添えて(マックはできなかった)

余計な出費は200円でも避けたいのでラッキー♬
2ユーロチケット×3枚くれたけど
スタバ来てみたら一杯1枚しかダメって( ^ω^ )
だよね( ^ω^ )
今日だけの期限つきだから欲しい人いたら一緒に朝を迎えませんかケルンで( ^ω^ )

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