お犬さま天国・ドイツから見えること


ドイツには犬を連れた人がいっぱい

電車にものってるし
街中にもいるし
カフェにもいる


だけど吠えたところ見たことない

食べ物ちょうだいってしてるとこ見たことない

犬同士で う〜ってなってるとこ見たことない

猫にちょっかいだしてるとこ見たことない

飼い主さんが困ってるとこ見たことない

今お邪魔している方の両隣のお部屋の方、
犬を飼ってるらしいけど一度も声を聞いてない

リードをつけてない犬もよく見るけど誰かが困ってるの見たことない



聞いたところではどうやら2つの理由があるそうで。

⑴お犬の学校に行っていて、ちゃんと専門家から躾を受けている
みんながみんなではないけれども。

⑵母犬から引き離されるのは生後8週間以降、
12ヶ月まではリードをつけてはダメ!
とか諸々わんちゃんの法整備がされてて
精神的に安定している、らしい。
母犬から早くに離さない方が落ち着いている、というのは実証されているそうです

人間だってそうだもんね


ペットショップなんてこっちにはないし
ブリーダーに対するルールも厳しく定められています

育てられなくなった犬たちが行き着く先はガス室ではないし
犬をファッション感覚で連れてたり
歩かせずカゴに入れてる人はいません


詳しく知りたい人はGoogle先生にいっぱい載ってるよ



今いるフランクフルトは
街中から地下鉄で10分も行けば何キロにも渡る公園があります
そこからはビルやマンション、電線なんてまったく見えません

自転車で家族でお出かけすることも多いし
地下鉄も 地上に出た途端に電気は消すし(うすぐらかろーが)
包装は質素で、とりあえずここ3週間でビニールをもらったことはない

自然との付き合い方がとてもお上手に見えます


環境を守ろう!
とか
動物を大切にしよう!

なんてこと言ってるレベルじゃなくて
それぞれに権利があるということが前提にあるような国です

人間のためのすべてではないし
人間ファーストではないというか



それは
長く働き過ぎなかったりに
日曜日はお店が開いてなかったり
景観を大事にしたいから広告は最低限(看板やショッピングモールでさえ外から見たらよく分からないほど)だったり
夜10時頃まで明るくてお客さん来るはずなのに6時とか7時にお店閉めちゃったり
環境問題に対する意識の高い政党が人気があったり

経済ファーストではない豊かさにも通じているように感じます


大事なことが何か、をよく分かっている国だなと。


いいなぁドイツ!
来れてよかった!!!



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