実際の行動を。
もう少しだけ あと3日長くヨーロッパにいたかった
ビザ期限ギリギリだったから仕方なかったけど
ヨーロッパでこそ大きなうねりとなっている
気候変動に対する問題提起として始まった 学生による環境デモ・Fridays For Future
金曜日のお昼から学生は学校から街へ向かい
デモを行ってまた授業へと戻るのです
今回の渡欧はちょうど夏休みとダダかぶりで
どの地域でもデモは行われておらず
見かけたり参加することはできなかったけど
9月20日の地球規模での気候変動グローバルマーチは
取材できたらよかったーーー!!
と もったいない気持ちが拭えません
日本でも その日に行われていたけど 移動日と重なり断念
環境問題・気候変動というと
実感が湧きづらく
どこか自分たちの生活には関係のない
「国か誰かがいつか何かしてくれるんだろう」
という漠然とした感覚を持っている方も多いのではないかと思います
特に日本ではそんな雰囲気がぷんぷんで
学生デモについて ツイッターでは
「そんなことしてないで学校で勉強した方がいい」
「ただ文句言うだけは良くない」
というようなコメントをいくつも目にしました
もちろん好意的な意見もたくさんなんだけど
そんな意見や批判をきっと真っ向から浴びている
スウェーデンの学生たちは それでも行動しています
彼らは世界中で称賛されていますが
欲しいのはそんなんじゃなくて
世界を動かす大人の実質的で効果的な行動です
それだけです
「これだと経済が…」
なんて言っている場合じゃないと子どもたちは声を挙げています
経済がどうでもいいということではなく
そこまで深刻だというわけです
自分の損得で考えないで
経済ファーストで考えないで
ちゃんと母なる地球と共にあることを第一優先にしようよ
という叫びです
彼らが未来を見据え
今この時に行動を起こそうというのは
教育の賜物だと思います
環境のこと・気候のことをしっかり教えています
また それだけではなくて
環境のこと
周りのこと
他人のこと
それらと自分を 切り離して考えるのではなく
全てがひとつ
全てが繋がっている
という感覚が育っているのかもしれません
もしもわたしの娘が彼らのように問題提起をして行動を起こしたなら
わたしはとても誇りに思うことでしょう
いつか対応しないといけないこと
いつか生活を変えていかないといけないこと
自分たちは生活はそのままに
次の世代 また次の世代に改善を強いる前に
私たちにもその余地はあります
本当にやばい時は 国が何かするでしょ
なんて他力本願じゃずっとこのままだし
政府が対策を練ってから
なんて間に合わないし
いつか科学が解決してくれる
なんて 夢物語を都合よく信じるほど盲目でいてはいけない
できることはたくさんあります
明日の買い物からプラスティック量の少ない商品を選ぶことができる
増税前に車を買おうとしているなら できる限りエコカーにすることもできる
ティッシュに手を伸ばしている今だって 一呼吸おいてタオルに変えてみることもできる
また何ができるかは改めて記そう
それを知るには勉強しなきゃあかん
わたしは何の専門家でもないけれど
まずは 責任ある大人であることを誓い
その輪を広めていきたいのです
写真は スペイン・バルセロナの小さなおしゃれスーパー
水や洗剤などのいろいろが量り売り
容器は 持参か その場で購入します
プラスティックはありません
この日はお客さんに小さなセミナーをしていました
世界のどこでも
イケメンがスタッフというのはなんとも希望になるものです
日本もいつか そういう行動が
「かっこいいこと」という意識に変わると
そうなるかもしれない、期待しよう←
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