マルセイユ:移民の多い賑やかな港町
ごろんとお庭に寝っ転がって
空を見上げると
空しかなくて
それがもうどこまでもいつまでも青空で
近いのか遠いのかも分からなくなって
おかしくなって笑ったけど
忙しくて
何もしない時間をとることを
随分長いこと忘れていたことに気がつきました
いつも何か焦ってるし
何かしたり何か得ないと この時間がもったいないと思っていたけど
こんな時間をとらなかったことがもったいなかった
忙しくするほど動くことがあるのはありがたく
またそれが好きでもあるのだけど
特に旅に出てからは
「情報入れなきゃ!」
「出さなきゃ!」
と一生懸命でした
そんな時間も大事です
一生にどれだけあるか分からないし
それだけ伝えたいことがあるということなので
でもじんわりと体に広がる満ち足りた感じ
喧騒の中では得られないこの感じ
あぁやっぱり自然の中に身を置きたいと
改めて思いました
***
今日はマルセイユに連れて行ってもらいました
フランス南部の港町です
ネットで見ると
「思ったほど怖くない マルセイユ!」
みたいな記事が出てきて
「どんだけだろうww」と不思議だったけど
観光地はそれはそれは美しかった
昨日はプロバンスの街中をうろっとさせていただいたのですが
ここは街も 人も 洗練されていてうっとりしました
そこから車で1時間くらいですが
マルセイユは賑やかで移民が多かったです
パレスチナ料理やトルコの料理、インドやパキスタン料理などのお店がいくつもありました
ムスリムの女性が
信号待ちをしている車に
「FAMILLE SYRIE」(家族/シリア)
と書いたダンボールを持って 恵みを求めていました
20代か30代の女性が中心でした
年配の女性か ある程度の年齢に見える女性が
道路にすわって 求めている姿は見かけることがありますが
積極的で 少し活発にも見える様子は初めてでした
取りこぼされる人のいない未来を願って
明日パリに戻ります
いよいよ帰国までカウントダウン
0コメント