せっかくのフィンランド「幸せになるために」

11th country is Finland!!!


フィンランドは北の だいぶ北のロバニエミという街に着きました
北極圏まで もうすぐそこです


もう完全に冬の入り口な気候

「さっむ!
    物価たっか!!」

がとりあえず1日目の感想です



フィンランドに興味があった理由はmarimekkoと教育。


◎宿題がないのに世界一の学力
◎暗記より実践重視
◎教育を受けることは義務ではなく権利という考えかた
◎幸せになるために学ぶ という認識

こんなことで素晴らしさの塊に見えていました笑

そして幸福度ランキングも世界上位です


「幸せになるために」ってものすごくシンプルで どストレートな理由です


このことを学ぶことが実際にありました

フィンランドの前に滞在したスウェーデンで
ちょっと特別な人に出会いました



台湾から15歳でハンガリーへ移住し
ドイツでの学生時代を経て
スウェーデンで縁に恵まれ結婚

仕事を精力的にこなしつつ
3人の育児も家事も旦那さんと協力しあい
家族の時間をとても大事にしています

そして絵画やパン作りなど趣味も追求してクオリティがすごい


ブレンダはそんな人



この旅やわたし自身の視点について、彼女の仕事について
共通の子育てについて 気持ちよく
そして自然におしゃべりを楽しみました


彼女はわたしの気持ちを上げてくれる専用書みたいに
たくさんの 美しくて元気の出る
そして
はっと大事なことを思い起こさせる言葉を
 惜しまず与えてくれました


娘には心配させないように
ネガティブなことはあまり伝えてこなかったわたしでした

特に離婚のことを幼い娘にいつ伝えるべきか悩んでいたのですが
ブレンダは
将来 信頼してなんでも打ち明けてくれる関係を作るには
しっかり考えたこと 努力したこと
そして判断したことを伝えていくことが大切だと教えてくれました

そして「お母さんは幸せになるためにこの道を選んだ」
と伝えてはどうかというアドバイスをくれました


こうやって伝えることで
娘がいつか 苦しい場面に遭遇した時
大切な誰かや自分を守るために
時には逃げが必要なこともあるという材料を与えることができる

親の物事への対処の仕方を見て
こどもはいつしか自分なりの 
乗り越え方や物事の選び方を見つけていきます


親子であっても信頼関係は勝手に作られるものではなくて
まず自分がきちんと伝えていくことで
子どもも安心して親に相談出来る、と。


そんなことをたっくさん教えてくれました


ずしんと響きました



国が違えば 考え方の傾向も違う

日本でも周りの人に救われ支えられてきました

その人たちも もらったエネルギーも わたしには宝物

ここでも
こうやって知っていたようでよく落とし込んでいなかったことを
「そういうことか」と
深く深く自分の心で感じることができました



子どもは全てを理解していなくても
親や周りの人に「何かある」ってことは気づきます

異変を察知しても聞けなかった自分の幼少期を思い出せば
「子どもだから教えてもらえない」としても
そのことに興味がなくなるわけではない

そこから親には聞けない、相談できない となっては
自分だけで抱え込むことになるよね
と そんなことを2人で話しました



子育ては もう反省ばかり

いつになったら思い描くような母親になれるのか
自分自身に途方にくれちゃうけど
一歩を踏み出してみることにしました


フィンランドの北へ向かう電車の中で
とても努力をしたけどお父さんとはお別れをしたこと
もっと笑顔でいられる道を選んだことなどを
初めて娘に伝えました
できる限り明るく


彼女は何も言わずに 逆に慰めるようにぎゅっとしてくれて
聞きたいことはなんでも聞いていいよ と言ったのに
返す言葉は
「トイレにいきたい」
で 拍子抜けしたけど
すこし気が楽になったわたしです


フィンランドの誇る 「幸せになるための教育」
はできるか分からないけど
「幸せを感じるための教育」は
家庭の中でもできるはず


フィンランドは憧れていたけど
寒すぎて住める気がしないので家庭でそう努めることにします


ブレンダに心からありがとう

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