坂本町の峯苫医院



八代市坂本町・峯苫医院

 

坂本町の中心部にあります。

病院の目の前にあった、球磨川にかかる橋は流され、病院は被災し2階まで水が押し寄せました。


峯苫院長は、17名の患者さんを1人で抱え、3階の住居スペースに避難させました。

怖いという感覚はありませんでした。ただただ必死でした。


大半が認知症を患う患者さんです。副院長の奥様と、オムツ替えや食事などをして救助を待ちました。



容態が悪化する方もいらっしゃり、どうにかヘリで救助された時にはホッとしたそうです。

とにかく患者さんを全員守れてよかった、と 噛みしめるように言います。


 

峯苫先生ご夫妻は、八代の事業所に寝泊まりし、戻っては往診に出かけています。


病院は復旧にしばらく時間がかかりそうです。



坂本は、住民同士が助け合っている地域だったそうです。

なんとか元に戻したいとおっしゃっています。

町の真ん中にある峯苫医院が再興することは

地域を存続させ、守ることに直結します。

 


このまっすぐな思いがあれば、きっとその道ができていくのだと思います。



ご夫婦が地域を愛していることが伝わってきました。

  

坂本町、峯苫医院を応援したいです。



はちどりphoto

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